ネパール便り・9月24日 [∴ 日々のつぶやき]
ネパールよりナマステ。こちらに来て早2週間。
来月に迫ったダサイン前に仕事を終わらせるべく、仕事三昧な日々。
留守宅にしている仕事部屋に滞在しようかと掃除したものの、
4年間使っていない部屋はカビ臭く、布団もきっと使えないので、
諦めてホテル滞在することにしたものの、ハイシーズンでどこも高くてビックリ。
ネパールの物価高騰は激しく、ゲストハウスだけでなく、
全てが倍以上値上がりしていて、地元の人はどうサバイブしているのか疑問。
サラリーはそれほど上がってないだろうに。。
比較的電力の安定する夏の3ヶ月間ネパールで仕事をしたかったものの、
移住前後のパタパタで、滞在が短くなってしまったけれど、本当に来てよかった。
現場と直接やりとりできると話が早いし、現場の抱える問題点もよく分かる。
現場と一緒に物作りに向き合わないと、いい物作りはできない。
現場で製作をしてくれている人達の尽力があってこそ、
私がモノ作りを続けられる。製作の現場に向き合えば向き合うほど、
現場のネパール人達の頑張りが伝わってきて、感謝でいっぱいになる。
日本人である私は、指示もチェックも細かく、皆に煙たがられる。
「かおりの仕事が一番面倒くさいし、大変!」ともよく言われる。
でも私は笑って答える。
「私の仕事ができれば、他のどんな国でも通用するクォリティの仕事になる。
一生食べて行ける技術が身に付くから安心して」と。
将来、私がネパールで仕事ができなくなっても、
彼らが食べて行けるような唯一無二のクォリティの仕事をすることが、
彼らの一番の力になると信じているので、私は熱意と誠意を伝える努力を惜しまない。
彼らがこんなに面倒な仕事に長年つき合ってくれるのは、
私の言ってることが噓ではないと、少しの希望を感じてくれているからだと思う。
ネパールで品質のよい商品を作り続けることは、簡単なことではないけれど、
ひとりではない、と思えることが、私の背中を押してくれる。
頑張ろう、みんなで。そう思えるのはとても幸せなことだな。ありがたい。
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