古着受け付けます [∴ ネパール・風景]
先日のザムナとバブーのブログへの反響、
そしてチベット支援者の方々からも、
「ネパールに古着を送りたい!」と温かい声を頂いていたものの、
こちらの手間と労力を考えると、なかなか難しいことも多く、
更に私自身が帰国準備でなかなか時間がとれず、
実行に移せずにいた私ですが、思い切って始めてみることにしました。
実際にやってみて見えて来ることも多いかな、と。
「あげる」という行為は、
「もらう」という行為を生むことになるので、
貧しくても頑張って仕事をしようという人のやる気を
失わせかねない危険な行為かと思い、私自身色々考えたのですが、
日本のような先進国では、ネパールのような途上国で、
まだまだ必要なものが捨てられているのが実状。
ならば、それらのリサイクルの方法のひとつとして、
それらを活用してもらえる場があるのは、
決して悪いことではないのではないかと思い至り、
古着を受け付けさせて頂くことにしました。
定期的に渡すことが出来るものではないので、
彼らの働くやる気をそぐまでの力にはなり得ないとも思い。
ここ数年、ネパールは猛烈な物価上昇が続き、
(タクシー、灯油等、3〜4年前の2倍!!)
それらの痛手は、貧しい人達の生活をより厳しくさせ、
更には現在1日10時間の停電。
電気もなく、寒さをしのぐことすら出来ない人が
たくさんいることかと。
ただ、寄付・援助がビジネス化されていることの多いこちらでは、
せっかくの心ある外国からの援助が、
貧しい人へ渡る前に、個人のポケットに入れられていたり、
はたまた援助金持ってトンズラ、
更にはビジネスにされている・・なんて話はもう山ほど。
実際私の暮らすボダでは「2-B 山田」とか胸に名札のついた、
恐らく寄付されたであろうジャージが、道ばたで売られてます。
(ただこの場合、売る側も貧しそうだし、
買う側も安くて使えるモノが手に入るので、
このテの場合はいいのかも知れませんが・・)
私自身、寄付いうカタチがあまり好きではなく、
更には「寄付をする」という行為自体に満足して、
それらの寄付が実際どう使われているかまで見ようとしない人達が、
ネパールの寄付金を誤った流れにしていると思います。
援助する立場に立つならば、それらの援助が
実際現場でどう使われているのかを知る責任があると、私は思います。
・・難しいこと色々言いましたが。タンスの中で眠っているものあれば、
必要な人にすり切れるまで着て頂きましょう!ってことでs。
歳末助け合いならぬ、新春助け合い(笑!
風水的にも、必要のないものをずっととっておくことは、
良くないそうですよ。必要のないものを処分して、
運を貯める機会にもなるかもです。皆様こぞって是非!
∴
以下、古着送付条件詳細。
1月20日までに、直接ネパールまで古着をお送り下さい(*1)。
送付方法はお任せしますが、普通郵便で送る場合、
ネパールでは紛失の可能性が高いので、
確実に届けたいという方は、EMSをお使い下さい。
古着発送に掛かる送料は、ご自身でご負担下さい。
送付の際、こちらの受け取りに掛かる手数料(*2)も、
ご負担頂きます。予めご了承下さい。
こちらでは、郵便局まで荷物を受け取りに行く必要があるため、
受取を1度にまとめさせて頂きたく、今回1月20日で締め切らせて頂きます。
(EMSにて送付の場合、到着まで1週間程掛かります)
出来れば今後、年2〜4回ペースで受け付けたいと考えていますが、
まずは今回の様子を見て考えたいと思います。
【*1】
古着を送りたいという方は、荷物の内容(大体で構いません)と、
おおよその重さ、発送者のお名前、ご住所を明記の上、
メールにてご連絡下さい。折返し、送付に掛かる費用と
振込先をお知らせします。入金確認後、送付先をお知らせします。
古着受付連絡先:balance@ai-jp.info
ネパールまでのEMS料金はコチラ↓でチェックできます。
http://www.post.japanpost.jp/cgi-charge/
【*2】
こちらには住所がない為、
郵便物の受け取りは郵便局まで出向く必要があり、
更に外国からの郵便物の受取りには通関のチェックを受け、
税金を支払う必要があります。これらに要する諸費用と、
受取代理人への支払いをご負担下さい。
ひとつの小さい荷物を受け取るだけでも、30分は要するため、
私自身が受け取りに出向くことが出来ず、
届いた荷物の受取りをネパールの方に、仕事としてお願いする予定です。
仕事の少ないこちらでは、仕事を発生させること自体が、
彼らの助けとなります。
[その他]
送って頂くものは、古着、毛布、おもちゃ、文房具、何でも構いません。
最初はそれほどの量にならないと思うので、
まずは仕事部屋のお手伝いさん、ザムナとその子供に渡すつもりです。
彼らに十分な量が集まった場合、彼らと同じくらいの生活レベルの、
彼らの友達に渡します。それでも余るようであれば、
私の主人であるチベタン医師のトゥプ氏のクリニックで、
[HELP IN ACTION]というプロジェクトがあるので、そこに寄付します。
そこでも余るようであれば・・その時考えましょう。
渡すのはネパール人・チベット人問いません。
必要な人に、必要なものが渡せるようにします。
寒くて停電の続くこちらでは、温かい服や毛布が喜ばれるかと。
写真は、仕事部屋に来てくれている
お手伝いさんのザムナとその子供アユース(3歳半)。
ちなみにザムナ現在妊娠5ヶ月。妊婦服も大歓迎!
ザムナには身長175cm程のご主人と、
10歳の長男がおります。彼らにも是非。
ザムナ身長:157cm、アユース身長:95cm
アユース、先日送ってもらった古着を着てました。
ちなみにこの半袖シャツはベビー用で、
おまた閉じボタンつきのつなぎなのですが、
ボタンはずしてシャツとして着こなしてます。
てかぴったりだし(笑。たまにおトイレの後で、
おまた閉じボタンがひらひらたなびいていて、
かーなり可愛いです(笑。
つなみさ〜ん、ほらコレ着てますよ〜!!
【追記・1/6】
受け取りに掛かる費用を以下の通り設定させて頂きました。
■関税 150円/Kg
■受取代理人への支払い・タクシー代 1,000円(〜10キロ)
*10キロ以上の場合は、ご相談下さい。
*関税ですが、こちらでは受取りの際に掛かる明確な料金設定がなく、
定期的に荷物を受け取る必要がある場合など、賄賂を要求されます。
それらが貧しい人への古着であっても、悲しいかな、状況は同じです。
私はそれらに向き合い戦い、一円たりとも賄賂を払わない人種なのですが(笑、
実際それらを支払わないと、今後引き続き荷物を受け取れないので、
それらも想定して料金設定しました。
もしお預かりした金額で余りが出る際は、
今後の運営資金用にプールさせて頂きます。
(荷物の一時保管場所など必要になってくるかと思うので)
*設定した受け取りに掛かる費用ですが、
今回実際にやってみて色々見えてくるかと思います。
ので、次回変更するかもしれませんが、予めご了承下さい。
お送り頂く方に送料もご負担頂く上、これ以上ご負担頂きたくないので、
より良い方法がないか、今後も引き続き検討したいと思います。
ティージ [∴ ネパール・風景]
今週はティージという女性のお祭りでした。
既婚女性は夫の長寿を祈り、
未婚女性は良縁を祈って断食し、寺に詣でるらしい。
「らしい」というのは、ヒンドゥーのお祭りなので、
私はよく知らない。
ネパールのほとんどのお祭りがヒンドゥー系なため、
チベット文化な我が家では、そのほとんどが関係ない。
ティージでは、女性は真っ赤なサリーを着て、
金銀装飾を身につけ、歌って踊って楽しむ。
なので、町を歩く女性のほとんどが真っ赤。
町を練り歩きながら、踊る女性も真っ赤なら、
テンプー乗ってる女性も真っ赤。
笑ってしまうほど町は真っ赤っかなのでした。
しかし、なぜにサリーがこぞって真っ赤??
赤じゃなきゃダメってことでもないと思うのだけども。。
やっぱあれですかね、勝負服(笑??
一番笑えたのが、フツーに店番している女性が何気に真っ赤だったこと。
しかもいつものごとく、かなり力の抜けた、テキトーな感じで。
ここもかい!って感じで、笑わせて頂きました。
町をあげて間違い探しゲームのような、
赤い女性はどこだゲームと化していて、
カメラ持たずに出掛けたことを反省。
10月、11月は、ネパール一番のお祭り月間。
お陰で皆浮き足立っていて仕事になりませーん。
仕事しなくていいならいいんだけど、
10月末の帰国を前に、お仕事せんといかんので、頭痛いっす。
こちらに暮らしていると、私ひとり頑張っても、
なるようにしかならないので、無理をしなくなった。
いいんだか、悪いんだか。。
かといって、私がかーなり頑張らないと、
色々なところに落とし穴が待っているので、
到底良い仕事は出来ない。
日本とは違うところで猛烈なエナジーを使うようです。
既婚女性は夫の長寿を祈り、
未婚女性は良縁を祈って断食し、寺に詣でるらしい。
「らしい」というのは、ヒンドゥーのお祭りなので、
私はよく知らない。
ネパールのほとんどのお祭りがヒンドゥー系なため、
チベット文化な我が家では、そのほとんどが関係ない。
ティージでは、女性は真っ赤なサリーを着て、
金銀装飾を身につけ、歌って踊って楽しむ。
なので、町を歩く女性のほとんどが真っ赤。
町を練り歩きながら、踊る女性も真っ赤なら、
テンプー乗ってる女性も真っ赤。
笑ってしまうほど町は真っ赤っかなのでした。
しかし、なぜにサリーがこぞって真っ赤??
赤じゃなきゃダメってことでもないと思うのだけども。。
やっぱあれですかね、勝負服(笑??
一番笑えたのが、フツーに店番している女性が何気に真っ赤だったこと。
しかもいつものごとく、かなり力の抜けた、テキトーな感じで。
ここもかい!って感じで、笑わせて頂きました。
町をあげて間違い探しゲームのような、
赤い女性はどこだゲームと化していて、
カメラ持たずに出掛けたことを反省。
10月、11月は、ネパール一番のお祭り月間。
お陰で皆浮き足立っていて仕事になりませーん。
仕事しなくていいならいいんだけど、
10月末の帰国を前に、お仕事せんといかんので、頭痛いっす。
こちらに暮らしていると、私ひとり頑張っても、
なるようにしかならないので、無理をしなくなった。
いいんだか、悪いんだか。。
かといって、私がかーなり頑張らないと、
色々なところに落とし穴が待っているので、
到底良い仕事は出来ない。
日本とは違うところで猛烈なエナジーを使うようです。