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仏生山移住について・その3 [∴ 日々のつぶやき]

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前回の記事から、ひと月経ってしまいました。
移住について、仏生山温泉や土地の魅力について書きましたが、
今回の私自身の移住までの流れや、なぜ移住先を仏生山に決めたのか等、
私なりに書いてみようと思います。

ネパールに7年暮らし、体調を崩して帰国し、東京に戻り、
4年間暮らしたのですが、空も見えず、自然も少なく、
どこも人混みで、息苦しく感じることが多く、昨夏再度体調を崩した後は、
排気ガスの匂いが耐えられなくなり、東京で暮らす限界を感じて、
体調を第一に考え、空気のいい土地への移住を考えるようになりました。
フクシマの事故と体調の因果関係が心配だったことも大きな要因です。

移住を決めた途端、住居兼仕事場の120年長屋の取り壊しが決まり、
主宰していたヨガクラス講師の岸氏も東京を離れることになり、
全てが私の移住に向けて流れ始めたかのようでした。
埼玉に生まれ育ち、東京で仕事をし、関東以外に暮らしたことのない私は、
地方暮らしの経験はゼロ。地方移住に不安がなかった訳ではないのですが、
ネパールでの長年の生活経験のお陰で、
日本ならどこでも暮らしていける!という自信だけはありました。

ただ、どこでもいいと言われると逆に困るもので、
奈良も好きだし、宮崎も素敵だし、岡山にも行ってみたい、、と
色々考えてみたものの、条件を吟味して考えて出す答えに
あまり意味を感じなかった私は、以前より話を聞いていた仏生山が気になり、
仏生山へ通う、友人の絵描き高橋信雅氏に仏生山の話を聞きに行き、
話しを聞いて、すぐに行きたいと感じる土地に、ココだ!と直感。
もうだって、土地の名前が仏生山(ぶっしょうざん)。
仏が生きる山、生まれる山。仏教好きの私には、もうたまりません。

年明けに、Tファミリーと仏生山へ行くことを決めた後は、
訪れたこともない仏生山で暮らすことに違和感を感じなくなっていて、
行って見たら気に入る、移住すると思い込んでいました(勝手に・笑)。

今年1月に初めて訪れた仏生山は、思った通りいい感じで、
仏生山温泉ファミリーも、思った通りにいい感じの方で、
温泉も、思った以上に最高にいい感じで、
滞在2日目には「ここに暮らす」と決めていました。
空が広く見渡せて、神社仏閣があって、古い建物が残っていて、
海が近くて、自然も近くて、街も遠くなく、
その土地に繋がっている素敵な友達がいれば、最高だなぁ~と思っていた私は、
仏生山にはその全てが揃っている上に、温泉まであるなんて極楽!と移住を即決。
初めての仏生山訪問で移住を決め、東京へ戻る日には引越す家まで決めていました。

海外生活が長かった私も、移住に不安がなかった訳ではないのですが、
異文化で暮らした経験は、私にとって大きく意味のあることだったと改めて実感。
途上国で暮らした7年間で、価値観を大きく揺さぶられ、崩されまくり、
日本の狭い価値観なんて、全く通用しないのが世界基準であることを
体を張って泣きながら体験し、実感できたことは、
私の大きな財産になっていることに改めて気づきました。

世界のどこで暮らしても、色々な人がいて文化や宗教の違いもあります。
絶対的な好い土地や悪い土地なんてないように、
そこに暮らす人も、自分と合う人もいれば、合わない人もいるのは当たり前。
それらを嫌だと感じ、自分をストレスな環境に置くこともできますが、
折角生きているうちは、私は幸せに毎日楽しく暮らしたい。
なので、自分の幸せとまわりの幸せを願い、それを実行できれば、
どこでも極楽になると信じ切ることができたので、移住を即決できた気がします。
様々な条件を吟味して、自分の暮らしたい土地を探すこともできると思いますが、
私には直感で決める方が、ストンと肚に落ちる納得感がありました。

移住を考えている方に参考になれば、と書き始めたものの、
私の移住の流れが、他の方の参考になるとはあまり思えなくなってきました(笑。
私はきっと欲しいものがはっきりしていて、シンプルだったから移住を即決できた気がします。
考えてみると、大事なものなんて、あんまりない気がします。
空が広く見渡せて、自然を感じることができて、沈む夕日を見て、
温泉に入って極楽じゃ~と言って、笑いあえる人がいる、
そんな仏生山移住、最高にお薦めシマス。



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