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素敵な庵治~牟礼へ [∴ 日々のつぶやき]

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自由で楽しい英語クラスメイト達と、庵治~牟礼の旅。
集団行動が苦手な私は、初めてのバスツアーにドキドキ。

まずは、ジョージナカシマ記念館へ。
香川に移住後、彼の家具はよく目にしていたものの、
行きたいと思いつつ、行けていなかった場所。
スタッフの方からご本人のエピソードをお聞きする。
「木のこころを読み、木と対話すること」を生涯追い求めた、
彼の姿勢に鳥肌。涙が溢れそうになるのを何度も堪えるわたし。
嗚呼、時間が足りない。ゆっくり見たい、触れたい、感じたい。

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続いてのお楽しみ、オーベルジュ・ドゥ・オオイシでランチ。
海辺に佇むオーベルジュ。香川で一番という噂を聞いていたものの、
レストランから海が見られないのが、とても残念。
今回は団体ツアーだったので、給食のように急いで食べるランチは、
スタッフの方もピリピリしているし、折角のお料理を味わう余裕もなく、
やはり団体行動を苦手に感じてしまう私。

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そして最後は、いよいよツアーのメイン、ナガレスタジオへ。
世界的彫刻家、流政之氏が現在も住まいとして使われている、
普段開放していないスタジオを特別に見学させて頂ける貴重な機会。
外見は完全に要塞・城のような佇まいに圧倒されつつ、中へ。
目の前に広がる瀬戸内海の美しい景観と、蔦のはう
重厚なレンガ作りの建物は、日本であることを忘れてしまう。

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美しい庭園には、作品がところ狭しと並べられていて、
作品に触れてもOK、写真撮影もOK、という満点のサービス具合。
固い石を美しい曲線でなめらかに仕上げた作品に魅了されつつ、
戦争に巻き込まれ、壮絶な時代を生き抜いた彼の人生に思いを馳せ、
戦争で彼の命が失われなかったことに、ただただ感謝。
彼のコレクションや空間の美しさに、彼の美意識を感じ入り、
作家が生み出すのは作品だけでなく、その世界観なのだと感じ入る。

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素晴らしい作家を多く排出した恵まれた土地・香川。
芸術祭の土壌があるのも頷ける。
その土壌を育んだ香川の歴史を知りたくなる、贅沢な旅。
庵治・牟礼、美しい土地。今度はゆっくり行こう。



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